防災対策について、何からしていいかわからないと言う声を、多く耳にします。
そこで今回は、障がい者施設の防災対策のはじめの一歩のお話です。

そもそも防災は何のためにするのでしょうか?

防災とは

防災(ぼうさい)とは、災害を未然に防ぐために行われる取り組み。災害を未然に防ぐ被害抑止のみを指す場合もあれば、被害の拡大を防ぐ被害軽減や、被災からの復旧まで含める場合もある。災害の概念は広いので、自然災害のみならず、人為的災害への対応も含めることがある。
類義語として、防災が被害抑止のみを指す場合に区別される減災、防災よりやや広い概念である危機管理、災害からの回復を指す復興などがある。

「wikipedia_防災」より

障がい者施設を運営してる側から考えるとすれば、
利用者の安全・スタッフの安全に配慮する義務を有しています(安全配慮義務ですね)。

安全配慮義務にかかわらず、利用者やスタッフを預かっている施設としては、
安全な環境を用意したいと思うものです。
利用者が安心して利用できる、スタッフが安心して働ける環境をつくるためには、
防災は欠かせない要素の1つです。

ではまず何から始めればいいのでしょうか。

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災害リスクを知ろう

防災対策を始める上での最初のステップは、
施設内外で起こる災害リスクを知るところからはじめます。

今の施設や利用者の置かれている環境について、
どのような危険があるかを「正確に知る」ということ事がとても重要です。

どんな災害リスクがあるかは、
施設周辺の土地環境、立地条件、施設(建物)の状態、施設内(家具など)の状態など、
様々な条件によって変わってきます。

災害種別も地震、津波、火事、台風、大雨、雪害、竜巻、噴火…などなど、
その地域によってさまざまです。

まずは、各市区町村が用意しているハザードマップか、
以下のリンクから、地域どのような災害リスクがあるかを確認しましょう。

国土交通省 ハザードマップ
http://disaportal.gsi.go.jp/

活断層ハザードマップ
http://used.best-pc.jp/

発災時におこる問題について

ハザードマップをベースに、建物のチェックや家具のチェック、
施設外のチェック(避難所までや、送迎ルート)、利用者の障がい特性も含め
どういった問題が起こるかを想定しましょう。

チェックの際は施設だけではなく、避難所までや送迎ルート、スタッフの通勤手段なども、
忘れず要素に入れて検討します。

特に利用者の障がい特性によっては、色々な問題が想定されるのではないでしょうか。
障がい者における災害時の課題

 

さて、みなさんの施設では、どのような問題が発生すると想定できますか?
発生する被害や問題に対して、おこらないように対策をすることが「防災」です。

現状では完璧な防災というのは難しい状態です。
しかし起こりうる災害を想定し、対策を講じていけば、被害が減らせるのも事実です。

まずは、災害リスクをチェックし、どういった被害・問題が発生するのか?を
「正確に知る」ことからはじめてみましょう。

 

●ワンポイント
リスクチェックの際はスタッフだけでなく、
利用者や保護者も一緒にリクスのチェックをすると
みなさんの防災意識が高まります。
是非活用してみて下さい。